介護老人保健施設とは、高齢者が長期入院等で足こしが非常に弱ったりした場合に、自宅に戻るために介護をしてもらいつつ、歩行訓練等を行ってもらうために入居する施設です。
従って、特別養護老人ホームの様に、この施設に何年も入居している事は出来ません。
半年程度で歩行訓練をし、自宅に戻る事を目標とするものです。
費用は特別養護老人ホームとほぼ同様の軽費です。
入居して歩行訓練を続けて改善すれば、自宅介護に戻り、改善できずに介護度が進むようなら、特別養護老人ホームへの転居を進められたりします。
いずれにしても、半年程度の入居が目安と言えます。
自宅介護が難しくなり、しかも要介護3程度で特別養護老人ホームへの入居も出来ない場合には、ケアマネさんと相談し、とにかく介護老人保健施設に入居して、自宅介護の戻れるように訓練を受けられるのが良いでしょう。