老人ホームのなかには、「看取り看護」に対応している施設もあります。
看取り看護の場合、「病気を治療する」というような一般的な看護とは異なります。
老人ホームを利用している人のなかには、病状が重いことなどから医師などによって「改善しないだろう」と判断されるケースもあります。
そうなると、延命治療などは行わない看取り看護を行うことになるのです。
看取り看護を行う場合は本人だけでなく、家族の意思をしっかりと確認することが求められます。
また、死期が近づいてくると、精神的にも不安定になる場合があります。
看取り看護ではこのような問題が起こったときに、どのような対応をするのかをしっかりと計画しておくことが大切です。