ターミナルケアとは、日本語では終末期医療または終末期看護などと訳されます。
がんの末期患者などが本人の希望通りに安らかな死を迎えるためのサポートをするための医療、看護です。
病院で行うターミナルケアは医療的なケアが中心ですが、近年は老人ホームなどで行う「看取り介護」にも注目が集まっています。
こちらは食事や身の回り世話など日常のケアが中心となります。
終末期を迎えた患者は、本人や家族の希望に応じてどこで最後の時を過ごすのかを選択します。
病院でのターミナルケアを希望するケースのほか、自宅や老人ホームなどの施設を希望する人もいます。
近年は看取り看護に力を入れている老人ホームが増えており、選択の幅が広がっています。